配信情報
- Steam(Windows)
- GooglePlay(Androidアプリ版)
- AppStore(iOSアプリ版)
SteamとAndroidアプリは無料デモだけのプレイ可。
私はSteamで40%OFF時に購入しました。元値でも十分安いけど。
ゲーム概要
何かを探していたのにそれが何か思い出せない、そんな状態で不思議な博物館に迷い込んでしまった一人の少年が主人公。
博物館の新管理人として業務を任される事になり、訳の分からぬまま偶然手にした猫じゃらしきっかけでついてきてくれる光る猫をお供に探索をしてみるが行く先では巨大で不気味な生物たちが。博物館の特性を利用して身を隠しながら少しずつ博物館の奥へと進む一人と一匹。
だんだんと閉ざされた記憶が開放されていくのに合わせ博物館の謎も明かされていくが、そこには恐ろしく悲しい真相が…。
大体は横スクロールタイプのポイント&クリック探索。ちょっとした追いかけられというか身を隠す要素はありますがよほどモタモタしない限りは難なく突破できるレベル。
謎解きパズル的なのが何の説明もなく始まるのでコレ何すりゃ正解?な時もたまにありますがポチポチやってりゃ何とかなります。一周目2時間くらいだったかと。
IARCレーティング12歳以上対象となっており、内臓や血液がそこかしこに見られたり、虫などが大量に集まる描写など人を選ぶ表現はあります。
感想
絵柄に惹かれつつ怖々デモをプレイしたら私にとっては丁度いい恐怖表現だったので購入しました。
作中では血みどろだったり不気味な場所があったりもしますが、絵本ぽいというか色付き解体新書のような雰囲気なのと、操作キャラが常に冷静でいるのと、画面のどこかに絶対に猫がいてニャーニャー声が聞こえるので癒されるおかげで不気味さはあるけれど怖すぎて進められないというほどの恐怖心や嫌悪感までにはならずじっくり遊ぶことができました。
謎解きなどのミニゲームは難易度やさしめ。
Steamで実績取得目指すならミニゲームを素早くクリアしたりミニゲーム中に色々触ってみる必要はありますがそれもそんなに難しくはないです。
ただオートセーブなので、実績条件逃したままミニゲームクリアしたり場面進めた場合は周回必須。
身を隠すシーンでは少しハラハラしつつ毎回シュールな回避方法で思わず笑ってしまう楽しさの方が勝る上、失敗しても追われる直前からの再開というやさしい仕様なので安心して臨めます。
この回避方法、「これでいけるの?」な突っ込みどころが満載なのですが進めるとそれでいけちゃう理由も分かります。
博物館にはパッと見恐ろしい姿の住人?作品?がたくさん居て最初はビビりながら近づいてましたが会話できる相手はみんな親切。後半は臆せず会話する為に突進してました。(アウトな相手もたまに居てそのままブラックアウトしたけどすぐリスタート)
猫は同行してくれる相棒を筆頭に、行く手を遮ってミニゲームに誘う猫、完全に背景化して触れない猫、色んな猫が登場します。愛くるしい顔つきの子も居れば何とも言えない表情をしている子も居たりして、私はポップコーンキャッチャー内の子とフクロウ+猫な混合生物がお気に入り。
序盤こそ不気味な雰囲気が漂ってはいますが、背景は綺麗で幻想的な雰囲気の所もあり、キャラの言動も全体的に穏やかでやさしさを感じられる箇所が多く、後半には悲しいというかやるせなさを感じさせるシーンもありただグロテスクなだけではない不思議な魅力や可愛らしさが感じられるゲームでした。
気になったなら各プラットフォームの紹介映像を見てみればグロさも可愛さも分かるハズだし、無料デモ版も結構な長さを遊べるので是非覗いてみてほしいです。
※掲載画像はSteam掲載FAの一部切り抜き&なんちゃって再現ロゴ追加版です。