配信情報
- Steam(Windows) DLC(サントラ)あり
- みんなのゲームパレード(Windows) ※GC甲子園2022エントリー版
Youtube:公式チャンネル
SoundCloud:関連楽曲Playlist ※開発段階曲や本編未使用曲あり
ゲーム本編は無料なのでSteam登録さえしてあればいつでも遊べます。
当記事投稿段階では物語未完の早期アクセス版。
ゲーム概要
魔王を討伐し人間の城に帰還を果たした勇者アステロ。しかしその胸中は一連の出来事に対する後悔の念に満ちており、王であり父であるアンクを手にかけ彼が所持していた時間逆行装置を使用してしまう。
巻き戻っていく時間と景色、無かったことになっていく思い出たち。
唯一時間逆行を認識できる存在として同行してくる光の巫女達に見守られながら、アステロはやり直せない過去を再体験しながらひたすらに戻り続ける。
Steamの日替わりおすすめディスカバリーキューで表示され、トレーラー映像の雰囲気とBGMが良かったのと無料だしで遊んでみました。
リズムRPG、という事で一戦一戦異なる楽曲に合わせキーボードでビートを刻む形で攻防するバトルシステム。使うキーは攻撃と防御の2種。
難易度イージーでやってもリズム難しかったり攻守のバランスが必要な曲があったりして何度か再戦を繰り返しながら初回プレイ2時間ちょっと。多分。クリア後に周回しまくって時間合算されたので分からなくなりました。
私にとっては戦闘曲が総じてノリノリでカッコよく好みどストライクだったので再戦や周回は苦ではなかったです…が、逆行という設定上、相手は主人公が過去に倒した敵=敗北は認められないので勝てない限り先(過去)には進めない仕様。
遊びたい曲だけ選んで遊べるというシステムではないので、人によっては苦痛に感じる部分もあるかも知れません。
感想
とにかく曲とキャラデザインがとても魅力的。
ゲーム中では落ち着いて聞けない戦闘曲やシークレット曲聞きたさから、聞くだけならYoutubeやSoundCloudで公開されてると知ってはいつつ有料DLCのサントラも買うくらい気に入りました。作曲者さんのセルフアレンジ力がすごい。
単に会話シーンと戦闘シーンのバージョン違いってだけでなく、あの曲のかっこいいイントロがこの曲では終盤の泣かせる旋律に!なのもあってフレーズが同じだと気付いた時は感動しました。
またキャラのデザインや性格設定も魅力的(だからこそ描きたくなって多人数集合FAを描いてる訳ですが)なのですが、各キャラについてはシステム画面でプチ補足情報見られる程度に収まっているので掘り下げ的なものはほぼ無いのが少し残念。
全部見せないからこその良さもあるとは思うし、主人公アステロが深く関わってないので知る由もないという点で納得出来るといえば出来ますが。
リズムバトルは最初押すキー2種を両手人差し指でそれぞれ押してましたが、あるタイミングでタイピングホームポジション時に両手の人差し指が攻撃・中指が防御になると気づいてからは押すキー分担させてちょっとしたピアノ演奏気分で遊べるようになりました。
開発途中のゲームなので粗があったりバグもあったりしますが、バグ報告などに真摯に向き合って対応されてる印象なのでお話の続き作成を楽しみに待ちたいと思える作品でした。
情報を辿って知ったのですが、制作されたのは開発時大学生3人のチームとの事。
配信情報にも載せてますが、初出は学生クリエイターのコンテスト企画「ゲームクリエイター甲子園2022」。3つ賞を受賞し、そこから改良し卒業制作として仕上げたものをSteamで配信開始したようです。
てっきり社会人チームかと…そう思うくらいクオリティが高いゲームです。
※掲載画像はSteam掲載FAの一部切り抜き&なんちゃって再現ロゴ追加版です。