配信情報
- Steam(Windows) DLC(サントラ)あり
- PlayStationStore(PS4/PS5)
Youtube:公式トレーラー映像集
参考までに私はSteamのセールで20%OFF時に購入しました。サントラも。
ゲーム概要
廃墟ながらも豊かな自然に囲まれた場所で暮らす4匹の猫たち。プレイヤーはその内の一匹、茶トラ猫として行動する。
気まぐれに探索をしている途中で穴に落下し、光の届かぬ地底奥へと迷い込んでしまう。
仲間の元に戻る手段を探し彷徨う内に、同じように「外」を目指しているB-12と名乗るドローンと出会い同行することに。
しかし行く手には何もかも食らいつくすクリーチャーと、生物が存在しなくなっても作動し続けてきたセキュリティシステムが立ちはだかる。
猫とB-12は、唯一の住民であるロボット達の中において「外」を目指す稀有な存在「アウトサイダー」とも協力しあって上層を目指す。
Steamレビューから短めのサクッとできるタイプかなと思ってやったのですが私は初回プレイ18時間近くかかりました。
まぁ時間かかったのはアクション苦手人間がキーボード操作で序盤からゲームオーバーしまくったのと街の探索が楽しくてウロウロしまくったってのがありまして、物語進行そのものはシンプルな展開だし普段からアクション嗜んでる方にとってはサクッと遊べるゲームかと思われます。
猫の再現度合いが高い点でも評価されているゲームですが、その分動物が痛い目に合う展開が耐えられないタイプの人には不向きのようです。
ゲームオーバー画面は猫が倒れて画面が赤色に染まるだけなので表現としてはソフトめ…ですがエネミーの見た目・背景で多少グロテスクな光景もチラホラ。
バイオ感たっぷりに脈打つオブジェクトが出たりもします。
感想
退廃世界を猫として歩き回れるのが楽しく、特に人間くさいロボ達の動向を眺めたりちょっかいをかけまくれる街探索がとても楽しかったです。
近寄ってニャーと鳴くと驚くロボも居ればにっこり笑いかけてくれたり手を振ってくれるロボも居たり。特定のロボに対しては足元すりすりも出来て、メロメロになってくれるのが嬉しい。
たまに冷たいロボも居る。やい、すりすりさせろ。
相棒のB-12が道中で少しずつ「思い出していく」記憶が時に楽しく、時に悲しく、段々と「B-12やロボット達にアウトサイドを見せたい」という気持ちにさせてくれます。
色々調べられる楽しさがあるゲームですが、調べられるもの・そうでないもの、得られる情報・ハッキリしないままの謎が散在しているので世界について調べ尽くして知りたい!な意向だと物足りなく感じるかも知れません。
私としては想像や妄想をする楽しさが残ってるくらいが丁度いいので満足。
MAP上の飛び乗れるOR降りる場所が決まっているので人によって自由度が低い印象らしいですが、落下ダメージが無いのでとっても安心。
アクションシーンではエネミーからの攻撃を振り切りながら逃げ回ったり(ダッシュ用キー押しっぱ&十字キー操作+時々抵抗キー連打)駆け抜けながらスイッチ押したりジャンプしたり(上記と別のキー)中盤では上記を行いつつ攻撃もする必要が出たり(マウス操作)
進むたびに必要操作が増えてぬるゲーマーな自分にとってはまぁまぁ難しかったです。
これまではフリーゲームを気楽にキーボードでやってきましたが観念してゲームパッド買いました。
突然襲い掛かってくるような脅かしエンカウントは無く前兆がある(コレ触ったら出て来るだろう、なオブジェクトとかムービー導入とか)のでアクションシーンには心の準備が出来てから臨めます。こまめにオートセーブが入るのでゲームオーバー時のやり直しも素早く行えるのですが収集要素に気づかず進み過ぎてしまう時もあり。とは言えクリア済みチャプターはいつでも節目からやり直せる仕様なので収集気にするならチャプター単位でなら戻れます。
実績取得を目指すならノーミス挑戦など大変そうではありますが、クリアを目指しながらブラつく方向性ならそこまで意地悪な仕掛けも無いしのんびり徘徊を楽しめます。
正直アクションには時々心が折れかけましたが
コントローラー買ってでもクリアしたいと思えるくらいには挑戦意欲が湧いたし無事にクリア出来たし、EDにたどり着けた時に頑張って良かったーと満足できた良いゲームでした。
※掲載画像はSteam掲載FAの一部切り抜き&なんちゃって再現ロゴ追加版です。